約 2,687,143 件
https://w.atwiki.jp/mjsen/pages/88.html
「抽選と選択の繰り返し」―麻雀のゲーム性をこれほど端的に表した言葉もないでしょう。プレーヤーは配牌、ツモという抽選を受けて、打牌、鳴き、リーチ、倒牌といった選択を行います。その抽選と選択の繰り返しにより1局の結果(和了、放銃など)が出て、更にその繰り返しにより1試合の結果(着順、持ち点)が出ます。仏教的に言えば、選択が因、抽選が縁とでもなるのでしょうか。どんなに最善の選択(因)を尽くしても、抽選(縁)に恵まれなければ良い結果(果)を得ることはできません。 抽選のランダム性 抽選はランダムに行われ、他の選択や結果の影響を受けることがないとするのが原則です。雀卓は撹拌の問題でランダムとは言えず、ネット麻雀も牌操作無しが謳われているとしても意図せぬバグが発生する可能性があるので、厳密な意味でのランダムとは言えないかもしれません。 とはいえ、ランダムで無いことを利用できないのであれば、「ランダム」とみなしても戦略上差し支えないでしょう。(麻雀以外のゲームではランダムでないことや意図しないバグを検証し、それを利用してゲームを有利にすすめることが多々行われていますが、麻雀界では何故かランダムでないと主張している側が検証を試みているのを見たことがありません。) 「流れ」の正体 逆に、抽選は選択や結果の影響を受けるし、選択によって抽選を変えることができるという考え方があります。(私は、この考え方に肯定的な打ち手をオカルト派、否定的な打ち手をロジカル派と呼んでいます。)雀聖こと阿佐田哲也氏が提唱された、「流れ論」が代表的です。この考え方については、既に様々な書籍物で否定されており、私も同じ立場を取ります。 しかし、いわゆる「流れ論者」で、それでも、「流れ」が存在しないわけではないと主張する人もいます。但し、そこで言われる「流れ」とは、抽選が選択や結果に影響しているという意味の「流れ」ではありません。 例えば、「ツモが悪いから弱気になってミスをしてしまう」のであれば、ツモが悪いという抽選が、ミスをしてしまうという形で選択に影響を与えたことになります。 「持ち点が少ないから押したくない手でも押さざるを得なくなり放銃してしまう」のであれば、それまでの結果から持ち点が少なく、押さざるを得ないという形で選択に影響を与え、その選択の為に放銃という結果になったわけです。 また、「仕掛けで他家を警戒させてうまく流局に持ち込んだ」のであれば、仕掛けという選択が他家の選択に影響を与え、流局という結果になったわけです。 そうです。抽選が選択や結果の影響を受けているのではなく、選択や結果が、別の選択や結果、あるいは抽選の影響を受けているに過ぎず、「流れ」という言葉で一括りにされる現象は、全て「抽選」、「選択」、「結果」の関係性で説明がつくのです。全く異なる概念に同じ「流れ」という言葉が用いられるのは、戦術を語る上では極めて不便です。他の競技に比べて、麻雀界では優秀な戦術がなかなか生み出されなかったのも、この「流れ論」が大きく影響しているのではないでしょうか。 繰り返しになりますが、イカサマでもしない限り、抽選が選択や結果の影響を受けることはありません(ひょっとしたら流れ論は、イカサマ師が自分のイカサマを誤魔化す為にでっち上げたのが始まりなのかもしれません)。麻雀で勝つためにできることは、抽選によって良い結果になりやすいような選択を行うことだけであり、後はただ抽選結果を待つよりありません。
https://w.atwiki.jp/tyo-yakuenban/pages/14.html
跳躍円盤のルールは簡単 25mの助走路から走り10mの走り幅のピットから跳躍をし 跳躍している間に円盤を投げます。 このときファールによる終了はないですが ファールをした場合は5点減点される事になります。 助走路を走る場合はスタート地点は各自で決定しても構わない。 跳躍をする時はどのような跳躍方法でも問わない。 円盤を投げるときは跳躍をしている時または跳躍をする事前に投げる事が目的 しかし事前に投げる場合は跳躍に集中する事ができないため跳躍最中が最も適当とされている。 なお跳躍円盤の円盤は上投げ投法で肩を壊す恐れがあるため通常の円盤投げよりも軽量とされている。 得点は円盤の回転の綺麗さで決まる。
https://w.atwiki.jp/mahjlocal/pages/3292.html
読み マイナスてんぼう 種別 その他の用語 別名 黒点棒点棒の色から。 寿人棒日本プロ麻雀連盟、Mリーグ・KONAMI麻雀格闘倶楽部所属のプロ雀士である佐々木寿人が、攻撃的な雀風から放銃に回り、箱下に沈んでしまった際にマイナス点棒が出されることから。 解説 特殊な点棒で、マイナスの点数を表す黒いもの。箱下清算などに使われる。ある麻雀ショップで、マイナス30000点のものがあったのを確認している。 飛び終了のないMリーグでは、対局開始時、1人につきマイナス10000点棒が2本配られる(その他は10000点棒1本、5000点棒2本、1000点棒4本、500点棒1本、100点棒5本)。 成分分析 マイナス点棒の90%は優雅さで出来ています。マイナス点棒の8%は欲望で出来ています。マイナス点棒の2%はマイナスイオンで出来ています。 採用状況 参照 外部リンク
https://w.atwiki.jp/kamisamamahjong/pages/10.html
神様麻雀とは アニメ「神様になった日」の第4話「闘牌の日」にて麻雀の試合が行われた。 そこではカオスといっても過言ではない役やルールがバンバン生み出された。 このルールは麻雀を知らない人でも出来るが、麻雀を知っている人がやるとさらに面白くなる。 そこで今回は、この神様麻雀の、非公式ではあるが正式ルールを作ってみた。 ルール 鳴きや役など基本的なルールは崩さない。 しかし、もちろん新ルールも存在する。 鳴き チー、ポン、カンなどは使用可能。 しかし、詳しいルールが変更されているものもある。 包(ポー) 他家の捨て牌を自分の同じ牌に加え、対子にすることが出来る。上家、対面、下家の全員から鳴ける。 手牌の槓子を分解して2つの対子にする暗包(アンポー)もある。 スキップ 一度だけ可能。その名の通り自分の番をスキップできる。 四人が連続でスキップを宣言した場合は四家流番(流局)となる。 リバース こちらも一度だけ使用可能。順番を逆転させることができる。 チーについて 三元牌(白、中、發)を一枚ずつの順子(?)を作ることができる。 数字が同じなら三色で一枚ずつ(例,2m 2s 2p)の順子(?)を作ることができる。 カンについて 風牌(東西南北)の4枚は槓子として副露できる。暗槓も可。 ポーによって副露された対子に加槓し刻子にできる。加槓された刻子は対子として扱うことができる。 もちろんドラもめくる。 特殊ルール 順子ループ 891、912は順子として扱うことができる。 チーも可能。 ドラについて このゲームでは既存の役は使用不可。そのためドラも無効。代わり(?)に存在するのがドラ隣。本来のドラの一つ隣がドラとなる。(8sが表示牌の場合、ドラは8sと1s) 複数のプレイヤーによって、5回目以降のカンがされた場合、ドラはめくらない(というかめくれない)。 点数について 自己申告制(本家はこっち)と飜数制の二つ。 自己申告制は、役の主観的な強さやインパクトから適当に点数を決める。親と子で2 1にする必要はない。(9000-3000などが可) 飜数制は、役の飜数で点数を決める。符数・点数計算が面倒くさいので、点数は次のようになる。1飜 2000点 2飜 4000点 3飜 6000点 4、5飜 8000点(満貫) 6、7飜 12000点(跳満) 8、9、10飜 16000点(倍満) 11、12飜 24000点(三倍満) 13飜以降 2飜毎に+8000点(n倍満、または数え役満) ※親なら1.5倍 例 18飜の場合、32000+16000=48000点 役
https://w.atwiki.jp/livejupitermj2/pages/192.html
2011/6/26 20 30~24 30 実施 運営 sfksjdfl ルール 1区 南 喰有 赤無 2区 東 喰有 赤有 3区 南 喰無 赤無 得点1.5倍 一発裏無 カンドラ無 裏無 頭ハネ有 4区 南 喰有 赤有 5区 東 喰無 赤無 6区 南 喰有 赤有 得点1.5倍 共通 30000スタート トップ必要点数35000 順位ウマ無 トビ無 得点四捨五入無 オーラス親アガリ止め無テンパイ止め無 チームエントリーと結果 チーム 東 得点 南 得点 西 得点 北 得点 1区 曰ハム小笠原 +12.1 =AILE= -7.9 雀月夜 -15.7 visたん +11.5 2区 kudo- +1.9 MAKINO -10.1 巨人笠原(20) +25.3 彗王丸 -17.1 3区 鯉心 -15.0 二岡9800 -1.05 珍パイア +12.9 シャンギロンゴw +3.15 4区 法学者蒼翠石 +4.3 KAS -14.8 漢村田25 +30.8 スローカーブ@鯉 -20.3 5区 なおマ +5.6 edoword -3.2 GP部名誉部長 +5.0 毛内雀 -7.4 6区 39kassu +4.2 Nyoro-n +85.65 芹沢真央 -66.0 吉村外野手 -23.85 最終成績 2位 +13.1 1位 +48.6 3位 -7.7 4位 -54.0 牌譜 1区 [2011/06/26/般南喰] A 曰ハム小笠原(+12.1) B visたん(+11.5) C =AILE=(-7.9) D 雀月夜(-15.7) 2区 [2011/06/26/般東喰赤] A 彗王丸(-17.1) B MAKINO(-10.1) C 巨人笠原(20)(+25.3) D kudo-(+1.9) 3区 [2011/06/26/般南] A 鯉心(-10.0) B 二岡9800(-0.7) C シャンギロンゴw(+2.1) D 珍パイア(+8.6) 4区 [2011/06/26/般南喰赤] A KAS(-14.8) B スローカーブ@鯉(-20.3) C 法学者蒼翠石(+4.3) D 漢村田25(+30.8) 5区 [2011/06/26/般東] A edoword(-3.2) B なおマ(+5.6) C GP部名誉部長(+5.0) D 毛内雀(-7.4) 6区 [2011/06/26/般南喰赤] A 芹沢真央(-44.0) B 吉村外野手(-15.9) C Nyoro-n(+57.1) D 39kassu(+2.8) 成績 優勝 南チーム MVP Nyoro-n 区間賞 1区 曰ハム小笠原 東 2区 巨人笠原(20) 西 3区 珍パイア 西 4区 漢村田25 西 5区 なおマ 東 6区 Nyoro-n 南 スレ ●なんJ麻雀 ●なんJ麻雀 チーム戦実施中 ●なんJ麻雀 チーム戦 終盤 ●なんJ麻雀 参加されたみなさん、お疲れ様でした 優勝した南チームのみなさん、おめでとうございます 最初「天鳳が重い!」という事態でどうなるやらと思いましたが無事に終えることができてほっとしています 6区は激アツでしたね 「9割9分西の優勝かな」と思っていたんですが なんとなんと南チームの優勝となりました 東チームも6区で一時は首位に立つなど39kassuさんをはじめチーム全体が安定した成績でしたが Nyoro-nさんの勢いが完全に上回りました トビ無しとはいえ8万点越えとは圧巻でした
https://w.atwiki.jp/marathon/pages/11.html
ルールは簡単! コテつけて、名前の後ろに勉強時間を書いていく! んで、やった科目、参考書、問題、などを書く! 注意 ①自習限定(予備校の授業や家庭教師は入れない) ②ゴールはとりあえずセンター試験(10ヶ月の長距離マラソンです) ③途中参加もOK(参加日から0からスタート) ④目標最低ラインは1000時間です(目指せ3000時間です) ⑤雑談はほどほどに(予備校や志望校話題は歓迎) みんな、今はヤル気に満ち溢れてると思うけど、受験は長丁場です。 始めから飛ばしすぎると完走はできません。浪人は己との戦いです。 第一志望校に合格するため、一緒の切磋琢磨しましょう。
https://w.atwiki.jp/wanisita/pages/1990.html
○× 四択 連想 画像タッチ 並べ替え 文字パネル スロット タイピング キューブ エフェクト 線結び 一問多答 順番当て グループ分け 問題 解答 補足 1970年代に渡辺製作所が開発した日本初の全自動麻雀卓です パイセッター 「一発自動配牌・ドラ出し機能」で大ヒットした全自動麻雀卓です アモスアルティマ 片山まさゆきの麻雀漫画『打姫○○○○○○』? オバカミーコ 片山まさゆきの麻雀漫画『満潮!○○○○○○』? ツモクラテス 吉祥寺・高円寺にある、漫画家・片山まさゆきが経営する雀荘です ミスチョイス 政治家の菅直人が発明した麻雀の得点計算機です ジャンタック 日本麻雀連盟の麻雀ルールの通称は「○○○○○○麻雀」? アルシーアル 麻雀で、最初の捨牌と同時にリーチすること ダブルリーチ 麻雀で、半荘戦では南四局のこと東風戦では東四局のこと オーラス 麻雀のMリーグのチームはKADOKAWA○○○○○○? サクラナイツ 麻雀のMリーグのチームはTEAM ○○○○○○? RAIDEN 麻雀のMリーグのチームは渋谷○○○○○○? ABEMAS
https://w.atwiki.jp/negirowa2/pages/70.html
ルール 【基本ルール】 全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。 生き残った一人だけが、帰ることができる。さらに副賞として願いを1つ叶えることができる。(聖杯戦争なので) プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。 時間は無制限。 毎日0:00、6:00、12:00、18:00の計4回、主催者から定時放送が行われる。 【スタート時の持ち物】 プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収される。 ただし義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。 また、衣服、時計、携帯電話は持ち込みを許される。(ただし携帯電話は改造したもの以外は常に圏外) プレイヤーの服装は学生は全員制服。それ以外のプレイヤーの服装は普段着。 ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を支給される。以下の物はデイバッグに詰められ支給される。 バッグの中身は「地図」「コンパス」「筆記用具」「水(2リットル)と2日分の食料(パン)」「名簿(参加者全員の名前、学生の場合学年が明記されているもの)」「支給品(ランダムアイテム)」 【爆弾について】 ゲーム開始前からプレイヤーは全員、胃の中に爆弾を仕掛けられている。(プレイヤーは管理者から「体内に仕掛けられている」という説明されているため胃の中と気づいていない) 主催者側は、いつでも自由にこの爆弾を爆発させることができる。 この爆弾はプレイヤーの生死を常に判断し、主催者側へプレイヤーの生死と現在位置のデータを送っている。(盗聴機能は無い) 24時間死者が出ない場合は全員の爆弾が爆発し、全員が死ぬ。 会場である孤島から脱出すると爆発する。 実は嘔吐すると割と簡単に吐き出せるのだが、プレイヤーはそれを知らない。 書き手・読み手ルール 書き手ルール 自分が投稿する作品には名前欄もしくは冒頭(コテを使用している場合のみ)に必ず題名を明記してください。(無題の場合も「無題」と明記すること) 知らないキャラクターを書く場合、キャラクターについての疑問点があったら有識者に聞いてみましょう。迷惑をかけないように。 後続の作品と矛盾が起きないよう投稿した作品の最後に出演したキャラの状況を明記してください。 書く内容は時間、場所、持ち物、肉体的(性的)・精神的状況。ある場合は備考も。 (例) 衛宮士郎 【時間:1日目午後2時ごろ】 【場所:新都】 【持ち物:RemingtonM870(残弾数6/6)、予備弾丸(12番ゲージ弾)×24、水・食料一日分】 【状況:右腕に擦り傷(血は止まってる)、僅かに疲労、ゲームに乗る気はない】 さらに一連の書き込みで死人が出たら、その下に 【(参加者番号)(参加者名及び主催者名)死亡 残り(数)人】と記入してください。 (例) 【03 伊藤誠 死亡 残り53人】 キャラの死を扱う際は最大限の注意をしましょう。 誰にでも納得いくものを目指して下さい。 常に過去ログを精読し、NGを出さないように勤めてください。 なお、同人などの2次創作作品からの引用はキャラ、ネタにかかわらず全面的に禁止します。 書きたいキャラが被った、その展開は勘弁… etc. こういった場合は書き手・読み手の皆さんで落ち着いて相談し合いましょう。 読み手ルール 自分の好きなキャラが死んだ場合は、あまりにもぞんざいな扱いだった場合だけ、理性的に意見してください。 頻繁にNGを唱えてはいけません。 苛烈な書き手叩きは控えましょう。 書きたいキャラが被った、その展開は勘弁… etc. こういった場合は書き手・読み手の皆さんで落ち着いて相談し合いましょう。
https://w.atwiki.jp/mahjlocal/pages/3865.html
読み スーファンターファーツァイ 正式名称 別名 四方發財 四方大發(広東麻雀) 和了り飜 役満 牌例 解説 大四喜+發の雀頭。 大四喜と字一色が必ず複合し、実質トリプル役満、取り決めによっては(大四喜をダブル役満とする場合)4倍役満となる。 成分分析 四方大發財の56%はやらしさで出来ています。四方大發財の36%は元気玉で出来ています。四方大發財の3%は果物で出来ています。四方大發財の3%は夢で出来ています。四方大發財の2%は蛇の抜け殻で出来ています。 下位役 大四喜 上位役 複合の制限 採用状況 中国麻将で168点役とする場合がある。 広東麻雀では「四方大發」の名で採用されている場合がある(広東麻雀の役一覧(中国語版Wikipedia他より)参照)。 参照 http //www.jj.cn/majiang/normal.html 外部リンク
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3346.html
麻雀格闘倶楽部 【まーじゃんふぁいとくらぶ】 ジャンル 麻雀 対応機種 アーケード 販売・開発元 コナミ 稼働開始日 2002年3月 判定 良作 麻雀格闘倶楽部 概要 評価点 問題点 総評 その後の展開 移植作品 余談 オペレーター側の事情 その他 概要 これまでのゲームセンターでの麻雀といえば「2人対戦形式の脱衣麻雀」(*1)がほぼ当たり前で、脱衣要素無しの4人打ちで本気で勝負したいという人には不向きであった。 脱衣要素のない4人打ちでも、ルールが非常に変則的な『プロ麻雀 極』(*2)やコンビ打ち形式でイカサマ技が炸裂する『兎 ~野生の闘牌~』(*3)のようなものしかなく、小細工なしのガチ勝負というにはほど遠いものがほとんどであった。 本作「麻雀格闘倶楽部」では、「本格的な麻雀」にこだわってオーソドックスな麻雀への原点回帰を志向しており、さらにオンライン対戦で全国の雀士達と気軽にできるという画期的な点から爆発的な人気を獲得し、今や置いていないゲーセンの方が少ないほどその知名度を上げることに成功した。 評価点 ルール 脱衣要素第一ゆえにイカサマ前提の脱衣麻雀と違い、あくまでもごく普通の麻雀打ちに準じており、まさにイカサマなしのガチンコ勝負ができる。 本作最大の特徴としてオンライン対戦(1.5以降)があげられる。 全国のプレイヤーとリアルタイムでマッチングされ、同時に対局することが可能で、これまでのコンピュータ相手の麻雀ではなく、生身の人間との真剣勝負を楽しむことができる(*4)(*5)。 対局形式も通常の東風卓や半荘卓のほかにも3人麻雀卓(5以降)など様々な形式が用意されており、自分の好きな形式で打てる。現在では初心者専用卓もあるので麻雀初心者でも安心して打てる(*6)。 画期的なタッチパネル操作 アーケードの麻雀ゲームは、『ジャンピュータ』(三立技研)以来、A~Nのアルファベットボタンやチー・リーチ等のボタンが付いた、いわゆる「麻雀コンパネ」による操作体系が圧倒的に多かった。 これに対し、本作ではタッチパネルを採用し、捨牌・発声などあらゆる操作がパネル1つでダイレクトに行えるようになっている。また、これにより戦績などの情報表示・切り替えなど、「麻雀コンパネ」ではボタンの関係から困難だった数多くの機能の搭載を可能としている。 段位システム プレイヤーのレベルの(ある程度の)目安として、「段位」がある。 最初は十級から始まり、上がり点に応じて加算される経験値を溜めることで昇級する(失点がかさむと減り、降級もあり得る)。 初段になった時点でプレイスタイルに応じた玄武・白虎・青龍・朱雀いずれかの属性が与えられ、以後は対戦相手とのファイトオーブの奪い合いにより昇段していくことになる。八段からさらに上に上がると「四神マスター」となり、シリーズによってはさらにその上の「黄龍」等といった称号、およびそれらを得るのに必要なオーブや条件等が存在する。これらのシステムが、上の段位を目指そうとプレイヤーのやり込み意欲を掻き立ててくれる。 なお、マッチングでは概ね似通った段位のプレイヤーがマッチングされるため、上級者も初心者もそれなりに楽しめるようになっている。また、級と段でマッチングが区別されるので、初心者がいきなりプロ級の相手とぶつかることはまずない(*7)。 ただし、近年のバージョンではミニゲームで簡単にオーブを増やすことができるようになっているため、オーブインフレが発生しており半ばマラソンランキング化している。その為、実力はリーグやレート(競技ルール卓限定)でしか測れなくなっている。 プロ雀士 もう一つの特徴といえば「プロ雀士と対戦できる」ことである。 日本の最大手プロ麻雀団体である「日本プロ麻雀連盟」の監修・協力により、カミソリ灘でおなじみ灘麻太郎、人気パチライター沖ヒカル(*8)、姉妹雀士の二階堂姉妹、役満ボディこと岡田紗佳など、麻雀をかじったことがある人なら誰もが知っている雀士達とも簡単に対局できる(*9)。うまくいけば灘麻太郎相手に大勝利を収めることも不可能ではない。 かつてはムツゴロウさんこと畑正憲(*10)(2023年に逝去)、ミスター麻雀・小島武夫(2018年に逝去)、亜空間殺法でおなじみの安藤満(2004年に逝去)も参戦していた。 サウンド 評価が高く、サウンドトラックも発売されている。 BGMのジャンルは様々だが、基本的には落ち着いた曲調に筐体の外見やロゴからくる中華のイメージを取り入れ、煌びやかな楽曲に仕上がっている。リーチがかかると一転して激しい曲調へと変わり、その緊迫感によって対局を盛り上げている。 作曲にはKOZO NAKAMURA氏やTatsh氏といったBEMANIシリーズに楽曲提供をしているコンポーザも混じっているので、クオリティの高さも頷ける話である。 SEやジングルに関しても、BGM同様の路線を征くものとなっているが、一方で麻雀を打つ感覚も丁寧に表現されている。 ドラ牌を切れば通常より乾いた音で強打を表し、大物手に振り込めば雷鳴が鳴り響くといった塩梅である。 問題点 入力デバイスの弊害 タッチパネルを採用しているために、メンテナンス不足がゲームプレイに直結する。 その性質上、煙草の灰に弱く、喫煙者のプレイも多い本作ではかなりのプレイヤーやオペレーターを悩ませる要素である。(*11) 特に初期はタバコの灰ひと落としで壊れるは誇張抜きである。もちろん、コーヒーやジュースも天敵であった。 過剰なコインプレイへの冷遇 消費税増税を受け、他のコナミアーケード作品同様にPASELIによるプレイとの差別化が図られた。増税に対応する措置を図るのは仕方のない話だが、問題なのはその差別があまりにも酷いという点である。 1クレジットでプレイする場合、「ライフ制」と呼ばれる形式でプレイする事になる。名前の通り相手に和了られた場合にライフが減少、無くなるとゲームオーバーというもの。ライフは5,000(店舗側の設定で変更可能)が与えられるが、1ライフ=1点で和了点がそのまま引かれる形となる。従って、いきなり5,000点以上の支払いがあった場合は即ゲームオーバーとなる。更に一切の回復も無し(*12)と、昔の脱衣麻雀よりも劣悪な条件である。ゲームオーバーとなった場合は無条件で最下位扱いとなる。半荘はおろか短期決戦である東風戦でさえ並ではないリスクを伴う事となる。 もっとも、昔の脱衣麻雀の中には失点を伴わないはずのテンパイ流局すらゲームオーバー直行にするのもあったりするが(*13)、ある意味脱衣麻雀だからこそ「脱衣で釣ってお金をつぎ込ませるもの」という認識で良くも悪くも許容されていたのに対し、本作の場合は脱衣なしの本格麻雀を謳っていることに加えて、プレイ料金の支払い方法に起因する差別化であるため、性質は異なる。 一応クレジットでもほぼ2倍の代金を払えば、必ず一局最後までプレーできる。ただしコンティニューの代金も端数切り上げの100円単位になるため、PASELIに比べお得感は無くなる。(パセリなら110Pでコンティニュー出来た得点でもクレジットなら200円掛かる) PASELI自体がパソコン等での利用登録が必要と若干手間のかかるコンテンツであり、高齢者のプレイヤーも多い本作においてそれを強要するような恰好になってしまった事については相当な批判があった。かつての公式によるPASELI紹介において、高齢者がPASELIの難解さ・複雑さを懸念するといった描写があったが、自ら触れておきながらこの対応である。 「豪華絢爛」稼働以降の現在はKONAMI IDを新規登録しなくてもPASELIチャージ機から1000円単位で紙幣によるチャージが出来るようになった。 + 稼動初期のみの問題点 初期出荷がオフライン アーケードゲームでありがちだが特にコナミは何か整わない物があっても出荷する傾向が目立っていたのだが、インフラ準備が間に合わないまま出荷された。暫くの間は単なるタッチパネルの麻雀でスタート。 もっとも、後発のMJ(セガ)も2002年7月の稼働からしばらくは店内対戦モードだけであり、オンライン対戦に対応したのは約半年後の2003年3月から(一部店舗では同年2月からロケテスト)であった 仕切り板が後付け 本当に初期の初期だが、横並び配置だと隣の人の手が見える状態の時期があった。これは対戦麻雀ではあり得ない仕様。 総評 本格的な勝負ができる麻雀を売りに、タッチパネルや通信対戦という現代技術の恩恵を最大限に活かしたことで大ヒットを飛ばしたアーケード麻雀ゲームの新星。 麻雀という敷居の高いゲームが誰でも気軽かつ簡単に触れられるようになり、それまでつきまとっていたアングラ的なイメージの払拭にも繋がった。 オペレーター側にも負担の少ないゲームであったのも普及の秘密。コンパクトな筺体は狭いゲーセンでも複数台設置でき、大規模なアミューズメントパークでは20台程の設置も珍しくない。 ある意味、「ダービーオーナーズクラブ」「電車でGO!」「リッジレーサー」「WCCF」等と同等の一般人をゲームセンターに吸い込んだ立役者の一員と言っても過言ではない。そして、他の立役者には少ない長期稼働を維持という、オペレーターも経営者も、プレイヤーも認める超優良機種の立場は他の追随を許さない。 その現況こそが人気の高さを証明しているといえよう。 その後の展開 この作品の登場以降、ゲームセンターはオンラインゲームを積極的に取り入れるようになる。 コナミもまた、この作品のノウハウを生かし翌年、ゲームセンターに大きな革命を起こす『クイズマジックアカデミー』を発表する。 移植作品 2009年にWii及びDSに移植。Wi-Fi機能により機種を問わず通信対戦が可能。 しかしWii版は「強制理牌(自動で持っている牌の並びが整理される)なのに手出し位置(自分の何番目の牌を捨てたか)が分かるため、互いの手牌を推測することが可能」という、対戦ゲームとしてあんまりな有様。DSでは起きないが、DSでWiiと対戦するとWii側に一方的に手牌を推測されてしまう。メーカーは当初これを「仕様」としたものの、後に無償で修正版への交換対応を行った。 現在は、オンライン対戦サービスは終了している。 余談 オペレーター側の事情 オペレーターに嬉しい超省スペース仕様 汎用筐体よりも横幅の狭いサテライトに、省スペースのターミナル、レイアウトも自由自在と店にとっては超優良筐体。どんな狭い店でも一直線に並べる事で設置出来てしまえるし、なかには入り組んだフロアで飛び島状態で設置、階数またいで設置という光景も見られた。 後に32インチの液晶を採用しUSB端子やヘッドフォンジャックを搭載した「ハイグレードモデル」が登場したものの、それでもなお省スペース性を維持している。 全盛期は何十台と並ぶターミナルに黙々とうつプレイヤーの光景はまさにデジタル雀荘といってもいい程。大都市などでは「ワンフロアまるまる格闘倶楽部」なんて凄い状態な店も。 ただ、中にはラーメン店の一蘭の様だと揶揄する人もチラホラいたのはご愛嬌と言った所か。 イスが別売 この手のサテライトゲームはセガがパイオニアだが、専用のイス付きで出荷したセガと違いイスが別売り。 これまでのサテライトゲームや汎用筐体のよりプレイ位置が高いシングルメダルゲームの高さなので一応流用は効く。 有料バージョンアップのペースが異常 所謂「コナミ商法」とされる、改造キットでの有料バージョンアップがほぼ年一というハイペースで行われており、麻雀という単一コンテンツにもかかわらず異様なバージョンアップ回数を記録している。 オンラインサービスの関係で事実上必須、また内部パーツ交換もある事から相応の費用がかかり、それでいて当時はセガより高い接続料と、車では無いが維持費が苦しいと嘆く店も多数。 なお、このハードウェアバージョンアップはコナミの当時の音ゲーやQMA等のオンラインオフライン関わらず集中する時期があり、麻雀格闘倶楽部だけの出費では無いのだがコナミのハードが多ければ多いほど時期も集中してしまうという大負担でもあった。 度重なる内部パーツ換装やネットワーク環境の整備を経て、従量課金制である「e-AMUSEMENT Participation」が導入されて以降は極端な高額出費は一応抑えられてはいる。 因みに当時の通信費は硬貨投入口一台毎に月額課金(*14)なのでサテライトが多ければ多いほどかかる仕様。(*15) 設置店すらフリーダム 販路は謎だが、初期費用や導入さえできれば本当に稼働場所を選ばない作品である。 当時の風営法は地域によって違いもあるが、(*16)大型ゲーム機筐体はシミュレータ扱いで対象外とされる場合もあり、それ故設置出来たと思われる。そうでない場合でも「仕切りの無い広さでの設置面積でのマジック」という手もあるが、それでもゲームセンター以外にある事は実際見ると驚く。 インターネットカフェへの設置はその最もたる例と言える。もっと極端なケースになると、パチンコ店やビデオレンタル店等ゲームセンターでは無い所にも設置されていた所もあり、この辺りは流石人を選ばないゲーム故の特徴であろう。(*17) 本作のコナステ版、及びそのコナステについて 本作はスマホアプリにて「麻雀格闘倶楽部SP」として移植、コナミのクラウドゲーミングサービスであるコナステにはそのまま移植されており、当時のコナステの名称も「e-amusement CLOUD」だった。 ちなみにコナステが配信していた当時の現行タイトルは本作と「天下一将棋会2」(*18)のみだったが、2015年以降からはコナステ初のダウンロード式作品である「beatmania IIDX INFINITAS」、その後もACにて現在も稼働中の「クイズマジックアカデミー」の移植や当時稼働していた「SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS」をコナステのダウンロード式作品として移植され、2020年以降からはBEMANI機種及び色んなコナミ製メダルゲームがコナステ向けコンテンツとして多数展開されている。 特に2020年以降は新型コロナウイルスの流行及びそれによる「ステイホーム」という習慣が出始めた頃であり、この影響も相まってコナミがそのステイホーム習慣に適したコナステ向けコンテンツの充実化に力を入れている事がうかがえる。 その他 AMMAの規制やメーカー・ゲームセンター側の経営方針などにより衰退の一途を辿っていた脱衣麻雀というジャンルは、正統派麻雀ゲームである本作の登場によりとどめを刺された形となってしまった(*19)。 都内だからこそかもしれないが、現在では閉店したゲームセンターでTVに出る現役力士が大勢格闘倶楽部をプレイする店が話題になった事がある。 実際あの小さな省スペース筐体を体格の良い力士が並んでプレイしているのは微笑ましいが、見方を変えると先述の「プロの雀士と対戦出来る」ではないが現役力士と(相撲ではなく麻雀だが)対戦出来るとも言える。 開発チームは系列会社であるコナミゲーミング社のカジノ向けゲーミングマシンや遊技機版『パチスロ麻雀格闘倶楽部』『CR麻雀格闘倶楽部』も手掛けている。カジノ向け機器を国内で見かけることは皆無だが、YouTubeなどの動画を見れば雰囲気や効果音が似通っていることに気がつくだろう。 2018年より発足した麻雀のプロリーグ「Mリーグ」にて、本作の名を冠したチーム「KONAMI麻雀格闘倶楽部」が参戦している。 コナミ自身はこの直後から自ら「KPE(コナミパーラーエンタテインメント)」の名義でパチスロのメーカーにもなった(*20)。 本作も、それが軌道に乗った2014年にパチスロ化され以後パチスロで3機種、2018年にはパチンコも作られたがいずれも芳しくない結果に終わっている。 2023年3月にゲームセンターで「麻雀ファイトガール」という本作のスピンオフ作品と言えるゲームが登場した。